発注者について、依頼の背景

2016年、大学のまち京都・学生のまち京都の魅力と京都における留学生向けのサービス（支援策等）を広く国内外に発信し、外国人留学生の誘致およびサポートを実施するため、『留学生スタディ京都ネットワーク』が発足されました。
これまで運用されていた留学サイトは存在していましたが、今後海外の日本留学を検討する学生が、京都を留学先として選択してもらうべく、国外への京都留学の認知度を上げるとともに、京都で学ぶ留学生が安心して生活できるよう各種支援サービスの情報を入手しやすくするため、ポータルサイト「STUDYKYOTO」を立ち上げることとなりました。

▽発足前に運用されていた京都留学サイト(京都市)

京都留学の魅力から、京都府内全域の大学・専門学校・日本語学校の学校情報、生活情報など幅広く網羅した多言語サイトです。

リニューアル前の課題

・対応言語数を増やす
・中国本土から閲覧できるように
・検索流入を増やしたい

リニューアルのポイント

京都留学のブランド訴求力の向上

京都留学のイメージを訴求できるようなデザインに改善。
広く海外から閲覧される、スマートフォンでの閲覧も多くなることが想定できたため、レスポンシブデザインで構築しました。
日本語、英語に加え、京都への留学が多い国の言語を優先し、簡体字、繁体字、韓国語の合計5言語対応とし、将来的に言語追加可能な仕組みとしています。
(2016年度タイ語とベトナム語を追加し、現在7言語で運用中)

コンテンツの充実と効率的な運用

留学生京都ネットワーク加盟校の大学・専修学校・日本語学校の詳細情報を掲載。
留学生が求める京都の各大学、日本語学校の特徴、留学プログラム等の情報を充実させ、京都留学を検討する学生が求めている条件を満たした学校検索を可能にしました。

また、家探しやアルバイト、医療緊急時の対応方法等、京都で学ぶ留学生が生活するために役に立つ情報を充実させました。

留学生のリアルな声を届ける

現役留学生や、京都留学OB/OGの留学後のキャリアや生活など、自身の留学経験をリアルに伝えてもらうべくインタビューコンテンツを用意。
実際に留学生や元留学生へ取材撮影を実施し、Webサイトへ掲載しました。
なお、中国からはYouTube閲覧不可のため、サーバー上に直接動画ファイルを置き中国本土からの閲覧を可能としました。

CDN対応

海外からの閲覧環境の向上、特に中国におけるグレートファイアーウォールの規制への対策として、CDNを導入。
現在、中国については中国本土サーバーに、中国本土専用ウェブサイトを立ち上げ運用しており、ICP認証も取得済です。

▽現在運用中の中国本土用サイト

MAGAZINEの運用　※2016年度以降運用

京都留学に関するリアルタイムかつ細かな情報を、京都留学を検討する学生および京都に留学中の学生に届けるため、また多言語でコンテンツを更新していくことで検索流入増加を図るため、MAGAZINE記事の運用(コンテンツ運用)を実施。
これによりWebサイトの検索流入数は、リニューアル時の3倍に増加しました。