WORKS
迎賓館Webサイト 京都迎賓館参観アプリケーション
- 発注者
- 内閣府
- 業種
-
- 自治体・行政団体
- 観光
- URL
- https://www.geihinkan.go.jp/
- 対応言語
-
- 日本語
- 英語
- 繁体字
- 簡体字
- 韓国語
- フランス語
- スペイン語
- プラン
- オーダーメイドプラン
- 制作期間
- 5ヶ月
- リリース年
- 2018年
リニューアル前の課題
発注者について、依頼の背景
迎賓館とは、世界各国から国王、大統領、首相などの賓客をお迎えする国の迎賓施設です。
内閣府が所有する、歴史・文化の価値が高い国2つの迎賓館(東京の迎賓館赤坂離宮及び京都の京都迎賓館)のユニークな歴史背景や技術、実績等の魅力を伝え、迎賓館の一般参観へと繋げるため新規ウェブサイトを作成しました。迎賓館の背景を理解し、実際に参観された方により価値のある体験を提供したいとの思いでご依頼をいただきました。京都迎賓館に関しては、京都迎賓館について理解を一層深め、訪問の質を向上させる狙いでアプリの制作も併せて行いました。
課題
・参観への関心を高め、予約数を増やしたい
・赤坂迎賓館・京都迎賓館共にサイト上に情報及び資料が少なく、歴史・技術を含め魅力が伝わりにくい
・一般公開の予約ページが分かりにくい
リニューアルのポイント
デザイン
2つの施設に関連する情報のあるTOPサイト、迎賓館赤坂離宮サイト及び京都迎賓館Webサイトを似ている構造でデザインし、インパクトのある画像を大きく使いました。
サイト構成・新規サイトコンテンツの作成
迎賓館赤阪離宮・京都迎賓館のサイト構造をあわせ、リニューアル時に新たに制作したコンテンツを分かりやすく分けた新しい構造を企画しました。各迎賓館が作られた歴史背景や、建設にあたっての想いを伝え、背景を知った上で、来場者により深い体験をしていただきたいことから、各施設のユニークな歴史背景や技術、おもてなしの実績、そして、それらに関わった人物の特別なストーリーを伝え、表面的な豪華さ以外の価値を含め、国内外の訪問者へアピールするコンテンツを執筆し、現在に至るまで6か国語まで展開しています。
アクセシビリティの強化
日本規格協会 JIS X 8341-3「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」に基づいた迎賓館のウェブアクセシビリティ方針を基にウェブサイトを構築しました。検証結果を細かくまとめ、ウェブサイト上にも最新の結果報告を掲載しています。
予約システムとの連携
一般公開の申込システムの導線を一目でわかるようにTOPページにボタン、そして全ページの右上のメニューに参観のページリンクを設置しました。参観関連の説明情報を分けて、参観プランなどの情報を職員様でも更新できるように構築しました。
京都迎賓館参観アプリ制作
ガイドツアー以外で、個人で京都迎賓館に参観される方が参加中に利用できるiOS/Androidアプリを作成しました。館内にあるマーカーをスマホで読み取ると音声・文字・動画による京都迎賓館の歴史・拝啓、造りや調度品に関するより深い情報を確認できます。