WORKS
Another Kyoto
- 発注者
- 一般社団法人 京都山城地域振興社
- 業種
-
- 旅行
- 観光
- URL
- https://www.kyototourism.org/en/
- 対応言語
-
- 英語
- 繁体字
- 簡体字
- 韓国語
- プラン
- オーダーメイドプラン
- 制作期間
- 8ヶ月
- リリース年
- 2021年
発注者について、依頼の背景
京都府では、府域を「海の京都」「森の京都」「お茶の京都」「竹の里・乙訓」の4つのエリアに分け、「もうひとつの京都」として広域観光プロジェクトを進めるなど観光振興に取り組んでいます。4つのエリアに分けた各団体(DMO)個々に整備し管理・運用を行っている多言語Webサイトがありましたが、FIT向け情報発信が弱く、また多言語情報は主に日本語ページを機械翻訳していたため、掲載コンテンツが外国人目線で制作できていなかったという課題がありました。
今回の課題を踏まえて、4サイトを1つに統合した新サイト「もうひとつの京都(Another Kyoto)」の情報発信基盤を構築することになりました。
各地域それぞれのユニークな体験など旅行商品の情報のネイティブ翻訳・リライトを行い、コンテンツを一元化したうえで、予約・購入までの導線を設置する構成を提案しました。また、発注者の関係者が多い中、管理者側では実施しやすい仕様設計を検討しWordPress及びWoocommerceの販売ツールをカスタマイズしています。
リニューアル前の課題
・機械翻訳からネイティブな翻訳に
・外国人目線のコンテンツ作成
・販売ツールを管理しやすくカスタマイズ
リニューアルのポイント
外国人目線のコンテンツ作成したうえ、集客力の向上を図る
各言語ネイティブによる既存コンテンツの翻訳・リライトを行い、またインバウンドメディアと連携しネイティブライターによる外国人目線で執筆する各地域の特集記事を掲載し、多言語でのSEO評価を強化し集客を強化するとともに、来訪や旅行商品の購入意欲を高めることで集客強化を図ります。
海外からの閲覧及び中国本土向け対策
海外からのアクセスの場合、物理的距離があるためサイト表示まで時間を要し離脱する可能性が高く、また中国本土からのアクセスはブロックされており表示できないコンテンツが多くあるなど、様々な課題に対してCDNを導入し、海外からの表示時間を短縮、Webサイトのコードを最適化し、サイトの表示時間を極力短縮する仕様で構築することで海外からのアクセス増加を目指します。
OTA+直接販売の予約・決済機能を実装
体験コンテンツの詳細ページからスムーズに予約可能なOTAと連携するだけでなく、WordPressでネットショップを簡単に構築できるWooCommerceの仕組みを連携することで、観光体験商品の直接販売機能を設置。OTAへの掲載ができないプランの購入率アップと手数料の削減を図ります。